蛍光灯からLED照明への計画的な交換をお願いします
更新日:2025年6月13日
蛍光灯の製造・輸出入が2027年末までに終了します
水銀に関する「水俣条約」の第5回締約国会議において、すべての一般照明用蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することが決まりました。
「水俣条約」は、水銀が人の健康や環境に及ぼす悪影響を防ぐために定められた国際的な規制であり、蛍光灯も水銀を使用しているため、この対象となっています。
なお、規制が始まった後も、すでに使用している蛍光灯を引き続き使うことや、在庫品の売買は可能です。ただし、時間の経過とともに店頭やメーカーの在庫がなくなっていくため、購入するのが難しくなると考えられます。
この決定を受け、蛍光灯の代替となるLED照明への移行が推奨されます。
LED照明へ交換しましょう
LED照明のメリット
- 省エネで長寿命のため、電気代の節約になり、ランプの交換頻度を減らせます。
- 調色・調光機能付きの製品なら、光の色や明るさを簡単に調整可能。
- 虫が寄り付きにくく、快適な空間を維持できます。
- 紫外線をほとんど含まないため、光で物を傷めにくいです。
- 光源が小さく、コンパクトなデザインも実現します。
- 二酸化炭素の排出量を抑え、環境保護や地球温暖化防止に貢献します。
交換のポイント
1.蛍光灯が使われている照明器具をチェック
居室や寝室、廊下、玄関など、様々な部屋で蛍光灯が使われているかチェックしましょう。
蛍光灯の品番は「F」か「EF」で始まるものが多いです。
出典:環境省ホームページ
2.LED照明を選ぶ
LED照明には、自動調光機能など便利な機能が搭載された製品があります。部屋の用途に合ったものを選びましょう。
3.自分で交換可能かどうかを確認
電球形ランプは互換性のある電球に、シーリングライトは天井に引掛シーリングと呼ばれる専用の装置がある場合に、自分で取り替え可能です。自分で交換できないものや、交換の可否が分からない場合は、電気店や家電量販店で確認しましょう。
電球形ランプ
シーリングライト
交換時の注意点
LED照明への交換方法は、使っている蛍光灯の種類によって異なります。自分で簡単に取り換えられるものもあれば、工事が必要な場合もあります。交換前に取扱説明書を確認したり、電気店に相談したりして、安全に作業しましょう。
電気店へ相談する際は、照明器具の写真を撮って持っていくと、スムーズに対応してもらえます。
関連リンク
詳細は、関連リンクからご確認ください。
蛍光灯からLED照明への切り替えはお済みですか?(経済産業省)(外部サイト)
一般照明用の蛍光ランプの規制(環境省)(外部サイト)
お問い合わせ
所沢市 環境クリーン部 マチごとエコタウン推進課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9133
FAX:04-2998-9394
