鉛製給水管について
更新日:2025年4月18日
鉛製給水管を使用している場合、極めて微量ですが鉛を溶出しています。
この場合であっても、通常は、現在の水道水質基準値以下であり、健康上安全です。
鉛製給水管の使用状況
鉛製給水管は、昭和12年の水道事業創設時から昭和56年頃まで、主に所沢地区内で使用されてきました。
昭和30年代以降、硬質塩化ビニール管等の普及に伴い、鉛製給水管の使用は減少しました。
上下水道局の取り組み
平成元年に当時の厚生省から鉛製給水管の取替について指導があり、上下水道局では、メーター手前までの鉛製給水管の取替を実施し、現在、公道下においては鉛製の給水管はありません。
民有地内の鉛製給水管の取替をご検討ください
民有地内において鉛製給水管を使用している場合は、改築等の機会に他の材質の給水管に取り替えていただくことをおすすめします。工事費用等は給水装置所有者の負担となります。取替工事をするときには、所沢市指定給水装置工事事業者にご依頼ください。
朝一番の水道水は飲み水以外に
鉛製給水管を使用しているご家庭などでは、朝一番に水道を使う場合や旅行などで長期間水道を使わなかった場合は、念のため、バケツ一杯程度(約5リットル)の水は、飲料用以外の用途、例えば、洗濯等の洗いものなどにお使いになることをおすすめします。
鉛の水道水質基準について
国は鉛の水道水質基準を、継続的な摂取をしても人の健康に影響を生じない水準として、平成4年にそれまでの0.1ミリグラム/リットル以下から0.05ミリグラム/リットル以下に改正しました。さらに、平成15年からは0.01ミリグラム/リットル以下に強化されました。
水質基準については、給水管理課(TEL:04-2921-1082)へお問い合わせください。
お問い合わせ
所沢市 上下水道局 窓口サービス課
住所:〒359-1143 所沢市宮本町二丁目21番4号
電話:04‐2921‐1086
FAX:04‐2921‐1094
