今、流行している感染症は?

更新日:2025年6月17日

このページは、埼玉県感染症情報センターが公表しています『感染症発生動向調査』の一部を抜粋し、ご紹介しています。


『感染症発生動向調査』とは?(外部サイト)
感染症の予防とまん延防止の施策を講じるため、感染症情報を医療機関から収集し、その内容を分析、公表する事業のことです。
平成11年4月から施行の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に定められています。この法律は一部改正され、対象疾患の追加と、類型の見直しが行われています。

現在の感染症流行状況

発令されている感染症流行警報

伝染性紅斑でんせんせいこうはん(リンゴ病)

発令されている感染症流行注意報

水痘すいとう(水ぼうそう)

注目すべき感染症

詳細を確認したい場合は、定点医療機関向け 還元情報の最新版をご覧ください。

百日咳ひゃくにちせき

百日咳(外部サイト)は、全数把握対象疾患(医師の届出が義務付けられている感染症)です。
報告数は181人(第23週以前に診断された患者も含まれます)で、前週の報告数から大きく増加しました。
年齢階級別では10歳から14歳の患者数が最も多く、全体の約5割、次いで5歳から9歳の患者が約2割でした。
2025年の累計は1106件です。2024年の年間発生件数は172件でした。

百日咳年齢別の診断数のグラフ
本グラフは、埼玉県衛生研究所で受理したものを診断日を基準に集計したものです。発生報告数とは異なります。

伝染性紅斑でんせんせいこうはん(リンゴ病)

伝染性紅斑の定点当たり報告数は3.11で、前週と比較して大きく増加しました。
注 定点当たりの報告数とは、対象となる感染症について、すべての定点医療機関からの報告数を定点数で割った値のことです。言いかえると1医療機関当たりの平均報告数のことです。

伝染性紅斑定点当たり報告数のグラフ

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎えーぐんようけつせいれんさきゅうきんいんとうえん

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(外部サイト)の定点当たり報告数は5.67で、前週と比較して増加し、多い状況にあります。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎定点当たり報告数のグラフ

水痘すいとう(水ぼうそう)

水痘(外部サイト)の定点当たり報告数は1.15で、前週と同水準であり、やや多い状況が続いています。

水痘定点当たり報告数のグラフ

関連リンク

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